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  • 2019.12.30
  • 健康情報・豆知識

おせち料理の豆知識

●おせち料理について●

おせち料理は全部で何種類あるかご存知でしょうか?

実は、おせちは日本料理の懐石料理と同じくコース料理になっていて

全部で20~30種類の料理があります。

 

大きく分けて「祝い肴」「口取」「焼き物」「酢の物」「煮物」の5種類で、

それぞれの料理におめでたい意味や謂れがあります。

 

なかでも代表的なものを「祝い肴三種」といって、

この三品(とお餅)が揃えばおせちの形が整い、

お正月が迎えられるとされています。

 

【関東 → 黒豆、数の子、田作り】

【関西 → 黒豆、数の子、たたきごぼう】

今回はこの「祝い肴三種」のおめでたい意味や謂れを紹介します。

 

・黒豆

「まめ」は元々、丈夫・健康を意味する言葉です。

豆“マメ(勤勉)”に元気で健康に働けますように、という願いが込められています。

また、黒は邪気を払う色で、邪気払いの意味も持ちます。

 

・数の子

ニシンの腹子である数の子は、卵の数が多いことから

子孫繁栄を願う縁起物であるといわれています。

 

・田作り

カタクチイワシの稚魚を干して飴炊きにしたもの。

イワシの肥料が田植えや畑に用いられ豊作をもたらしたことから

五穀豊穣を願って食べられています。

また、別名「ごまめ」と呼ばれ、黒豆と同様に健康に過ごせるという意味もあります。

 

・たたきごぼう

ごぼうは地中深くに根が入っていくので、

家の基礎が堅牢であることを願うとされています。

他にも、豊作の象徴である黒い瑞鳥(鶴や鳳凰などのおめでたい鳥)と似ていることから豊作祈願、

薬として用いられていることから健康祈願などの意味も持っています。

 

 

●食べすぎは万病のもと●

12月末からのこの時期はクリスマスや忘年会、大晦日、お正月、新年会と

食べたり飲んだりする機会が立て続けにやってきます。

 

楽しい反面、食べすぎ飲みすぎが続くと、

消化器官をはじめとする内臓に負担がかかり、

倦怠感や眠気といった症状や、おなかの不快感や膨満感が出ます。

 

お正月休みにダラダラと食べ過ぎた生活をしていると、

疲れを感じやすく物事に集中できなかったり、

風邪をひきやすくなったり、だるさが抜けにくい身体になったりします。

それらは食べ過ぎたことによる老廃物の蓄積が原因にあると考えられます。

 

新年を楽しく元気に過ごすためにも、食べすぎには気を付けましょう。

健康は毎日の習慣から、「手洗い、うがい、ヤクルト」で元気に過ごしましょう!!

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